枚方市在住 R.T様 │ むちうち(完治)で当初提示額より約30万円増額し和解解決した事例
交通事故
交通事故被害の状況
- 事故発生状況
【加害者】 車 【被害者】 車(20歳代) - 後遺障害の内容
ー (むちうち:完治) - 後遺障害の等級
ー - 解決方法
示談交渉 - 相手方(加害者加入の保険会社)
東京海上日動火災保険株式会社 - 当初相手方提示額
22万2950円 - 最終取得金額
56万2950円(+34万円増額)
事例の概要
駐車場での逆凸事故、事実上の通院期間は1ヶ月半(診断書上は3ヶ月弱)でした。
そのため治療期間が争点になりましたが、診断書上の通院期間を基礎とした治療費及び通院慰謝料が認められました。
事故発生状況
駐車場にて、駐車待ちをしていたところ、駐車しようとしていた加害車両に衝突された事故です。
解決までの経緯
依頼者は、事故により頚椎捻挫を受傷されました。
相手方保険会社から12万円の提示を受けたましたが納得できず、当事務所に相談にお越しになられました。
当事務所にご依頼いただき、加害者加入の保険会社(東京日動火災保険)との示談交渉をし、当初提示額の約4倍の金額で示談を成立させることができました。
当事務所が関わった結果
診断書上の通院期間は3ヶ月弱でしたが、実際通院したのは1ヶ月半であったこと、駐車場での逆凸事故という事故態様から、通院慰謝料算定の基礎となる通院期間について争いとなりました。
交渉の中で、訴訟を避けたい保険会社に対して「示談が決裂した場合には、訴訟を提起することになる」可能性を示唆することで、診断書上の通院期間を基礎とする通院慰謝料での示談を成立させることができました。
当事例の解決のポイント
訴訟を回避したい保険会社との交渉
被害者である依頼者の方において、診断書上の実際の通院が1ヶ月半であったことは明らかであり、通院頻度も週1回程度でした。
事故態様も駐車場での逆凸事故で、依頼者にとって有利な事情に乏しい状況でした。
しかし、損害額で低額であったことに着目して、示談交渉で済ませたい保険会社の意向が見えたため、当方が訴訟提起等を示唆することにより診断書上の通院期間を基礎とする当初提示額の約4倍の賠償金を獲得できました。
担当弁護士の解説
通院1ヶ月半の段階で自ら治療を事実上中止していたこと、本件事故が駐車場での逆凸事故であったこと等、依頼者にとって有利な事情は特にありませんでした。
しかし、そもそも賠償額が低額であったため、訴訟をできる限り回避したい相手方保険会社の態度に着目し、訴訟提起等を示唆することにより交渉を有利に進めることができました。
このように、普段から交通事故被害による保険会社との交渉をおこなっている弁護士だからこそ気づける交渉のポイントやノウハウがあります。
今回のケースでは、弁護士費用特約(相談料10万円、弁護士への依頼費用300万円を補償)を利用されることで、費用負担なく賠償金を手にしていただくことができました。
弁護士費用特約利用によるご依頼、ご相談も可能です。
ぜひ、低額な賠償金の提示であったとしても一度、当事務所までご相談ください。